答志島とは・・・。
この島は、古く飛鳥・平安の昔から都と東国を結ぶ最短距離として、鳥羽を出た船が風待ち等のため早くから開けた島です。この島から平城京にさし出された海産物の木簡も見つかっています。持統天皇のお供えでこの地を訪れた柿本人麿は『釧着く答志の崎のけふもか母大宮人の玉藻刈る羅ん』と詠んでいます。この歌碑は八幡社の境内に立てられています。
潮音寺の7体の木造仏
潮音寺の観音堂には7体の木造仏が祀られています。全身が桃色、金色、赤で彩色された中央の観音様は平安時代に作られたもので1972年「聖観音像」として市の文化財に指定されています。観音堂では貴重な平安、鎌倉、室町時代の仏像を見る事ができます。
美多羅志神社の龍神さん
「わー龍!」龍神さんってこのことだったんだー本当に龍に見えて感動してしまいました。ちなみに美多羅志神は、五男三女の子をもつ神様で、子授けのご利益があるそうです。夫婦で参拝して雄雌つがいのアワビを奉納すると美しい瞳の子供が授かると云われています。
八幡神社
八幡神社はこの小島の上にあります。自然がそのまま残されている境内は神聖な雰囲気がたっぷり。神社の入り口には柿本人麻呂がこの島の事を詠んだ歌碑が設置されています。毎年2月には祭礼が行われ、弓引神事と呼ばれる若者たちが一気に坂を駆け上がる姿は迫力があります。
九鬼嘉隆の首塚
九鬼嘉隆の首は「鳥羽城の見えるところに埋めてくれ」と遺言の通り、鳥羽城を一望できる築上山の山頂に埋葬されました。石碑に刻まれた「大隅守」は嘉隆の官位。
九鬼嘉隆の胴塚
胴を葬ったとされる墓は和具漁港の近くにあり、現在は五輪塔が建てられています。墓の左側には嘉隆が切腹したとした場所とされる洞仙庵(現在は廃寺)跡の石碑も見られます。
答志保育所の二宮尊徳像
かつては小学校に当たり前のようにあった「二宮尊徳」の銅像。有数の像が答志保育所に佇んでいます。道徳教育が復活し再び、尊徳公の存在や名言が見直されています。
答志島の路地散策
答志地区は路地裏散策がおすすめです。まるで迷路のような細い路地には島の暮らしが垣間見れます。通りすがりの島民とお話するといろいろ教えていただけます。人情味のある島民とのふれあいにはおススメですよ。
和具八幡神社
和具浦にある神社ですが、一度は答志の八幡神社に合祀されたあと、再び、分社されたそうですね。周りには低い石垣と小さな鳥居しかないポツンとそこだけが大事に残されているようなとても珍しい神社です。
美多羅志神社
五男三女の子をもつ神様で、子授けのご利益があるそうです。夫婦で参拝して雄雌つがいのアワビを奉納すると美しい瞳の子供が授かると云われています。
美多羅志神社の池の大ウナギの話
この神社の池で、2018年の2月に大うなぎが見つかったそうです。体長が1・3メートルあったそうですが、衰弱していたため志摩市の県立水産高校に運ばれ腹部にあった傷の手当を受けましたがその後死んでしまったそうです。
漁港が見れる高台に集まる老人に話しかける
どこかで見覚えがあるなーって思って、そういえば10年前くらいに市場の様子を見せていただいたときに現役でいらっしゃった人だったり。今は80代後半になり、家にいると足腰も弱ってくるので、こうして世古道を歩きながら仲間が集まる場所に通ってるんですって。
タコつぼを清掃している漁師の奥さん
答志島といえば船とたこ壷!と言っても過言でないほど港周辺のどこに行ってもたこ壷を見かけるのですが、この手作りジンジロ車にパラソルを立てて大量のたこ壷のお掃除をしていらっしゃる姿に吸い寄せられます。タコ漁の話を気さくに聞けます。
北緯34度32分「太陽の道(レイライン)」と云われる不思議な緯線が存在します。
東の端には太陽信仰の「ゲーター祭」の伝統を持つ「神島」
西の端には「御食国」の一国、淡路島の「伊勢の森・伊勢久留麻神社」。
この二つを結ぶ東西一直線上に相当数の古代祭祀遺跡や古い由緒を持つ神社が存在しています。
共通点は太陽神との関係で「伊勢神宮」の「天照大御神」に仕えた斎王の住まい「斎宮跡」もこの線上にあります。
春分・秋分の日には、このラインと日の出、日の入りの方角が重なり、各遺跡では祭祀者たちが太陽神を祀ったと云われております。
また「伊勢神宮」と「富士山」は夏至の日の出・冬至の日の入りのラインで結ばれており、これも古代史の大きなミステリーとなっています。
答志島は、これら「二つの太陽の道」が交わる場所に位置し、地理的にも歴史的にも非常に重要な意味を持つ島ではないかと考えられています。
レイフィールド看板記載文より
冬至の日の伊勢神宮と太陽の道を結ぶ線上に設置され「蒼い原っぱ」と意味します。日の出ツアーやヨガ教室などのイベントも開催。また、建築のデザイン賞も受賞。
(第五回建築コンクール「翔んでる建築」優秀賞(愛知建築士会北支部主催)/JCDデザインアワード2014 BEST100 / 第1回 WOOD DESIGN賞)
景色の素晴らしさ、建築デザインの素晴らしさはこちら『鳥羽図鑑』で一目瞭然です!
>>>http://www.toba.or.jp/zukan/miketsukuni/blue-field/
〇ト食堂さんをご紹介いたします。低価格で答志島の味覚が味わえる人情味あふれる飲食店です。
料理旅館 とうし荘
〒517-0002
三重県鳥羽市答志町和具2156
TEL 0599-37-2133
FAX 0599-37-2633
駐車場有 鳥羽市営佐田浜第1駐車場に無料スペースあり
チェックイン14:00(早く着いた方は早くチェックインできます)
チェックアウト10:00
送迎 随時、和具港に着き次第に送迎いたします。
【総部屋数】25室
【部屋設備】テレビ・冷暖房・冷蔵庫・金庫・浴衣・タオル・バスタオル・ハブラシ
【カード利用不可】
【条件】到着が18:00より遅くなる場合はご連絡をお願い致します。
【条件】刺青・タトゥーの方のご宿泊はお断りしております。
キャンセル料は以下の通り頂戴いたします。
当日:宿泊料金の100%
前日:宿泊料金の80%
3日前から:宿泊料金の50%
不泊については以下の通り頂戴いたします。
連絡なしの不泊/不着:宿泊料金の100%